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健康住宅(高性能住宅)のお金の話

健康住宅は、設備導入費やランニングコストがかかる一方、補助金が給付されるケースもあります。ここでは、健康住宅に関わるお金についてまとめました。

健康住宅を建てるためにかかる設備費用

健康住宅で暮らすには、お金がかかると思う人も多いでしょう。実際、建築にかかる初期費用については、具体的な金額は設備やメーカーによってそれぞれであるものの、通常の住宅に比べて高額になることは確実です。一方でランニングコストは、必ずしも高くなるとは限りません。

例えば全館空調システムであれば、1台で家中の空調を管理できるため、24時間365日使用していたとしても、各部屋にルームエアコンを設置するより安くなる可能性もあります。

設備費用面からわかること

一見、健康住宅には高額な費用が必要なように思われますが、設備によってはランニングコストが抑えられるという面もあり、長い年月をその住宅で過ごすことを考えると、最終的に割安になるかもしれません。
またそれ以上に、金額については、健康住宅によって得られるメリットに鑑みて判断することをおすすめします。

住宅によって健康リスクが低減できることや、家族が日々安心して暮らせることを考えた上で、その金額が妥当かどうかを検討することが良いでしょう。

全館空調を導入したうえで光熱費を抑えるコツ

全館空調を導入した場合に、より光熱費を安くする方法を考えてみましょう。例えば、全館空調を太陽光発電と併用すれば、昼間には太陽光発電で得た電気を全館空調の運転にあてることができ、光熱費の削減に役立ちます。

そのほか、空気の熱を利用して効率よくお湯を沸かす「エコキュート」との併用もおすすめ
全館空調は基本的に24時間365日稼働するものなので、節電設備との組み合わせで、光熱費が大きく変わってきます。

健康住宅の補助金

健康住宅を新築する場合、省エネ性能を要件とする補助金を受け取ることができる場合があります。断熱・気密性能の高い住宅を新築または購入する際には各市町村に確認をしてみてください。

健康住宅補助金一例

こどもみらい住宅支援事業

こどもみらい住宅支援事業は、「子育て支援」と「2050年カーボンニュートラルの実現(温室効果ガスの排出量と吸収量の均衡)」を目的とする事業です。
子育て世帯または若者夫婦世帯を対象に、高い省エネ性能を持つ住宅を新築する際、購入金額が補助されます。また新築でなくリフォームの場合には、世帯を問わず適用の対象になります。

参照元:「こどもみらい住宅支援事業」https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/

既存住宅を断熱仕様にするためのリフォーム

「既存住宅における断熱リフォーム支援事業」では、断熱性能の高い断熱材、窓、ガラス建材を用いてリフォームを行った場合に補助金が交付されます。
そのほか自治体が実施する住宅リフォーム支援制度もあるので、お住まいの市町村に問い合わせをおすすめします。

参照元:「公益財団法人北海道環境財団」http://www.heco-hojo.jp/yR03/danref/index.html

「かかるお金」と「もらえるお金」をしっかりと確認

健康住宅を検討するにあたっては「かかる費用」を考えることが不可欠となる一方、「受け取ることのできるお金」もしっかりと確認したいところです。

補助金や助成金が充実しているのは、国としても健康住宅を推奨しているからこそ。
高断熱・高気密や計画換気によって、室内の空気が快適かつクリーンに保たれた住まいは、家族の健康づくりに大いに役立つでしょう。