心身ともに快適でエコでもある健康住宅の家づくりとは
このページでは、素材だけでなく空間設計に工夫が見られる自然住宅の施工事例をピックアップして、特徴や施工主のコメントなどを紹介します。
引用元:吉住工務店の公式HP(http://www.yoshizumi.com/voice/co_visit/article/bnJ20150803230145-91.html)
最初の事例は、自然光や室内外の連続した空間づくりに特徴がある家です。リビングは大きな吹き抜け構造となっていて、和室やウッドデッキとも一体的な空間として設計されています。掃き出し窓なので窓を全開にすれば庭も含めた広い空間を満喫することができるわけです。もちろん、陽当たりや風通しもよいのですが、工夫はそれだけではありません。軒が深めに設計されているため、太陽高度が高い時期・時間になると直射日光は当たらないので、日影で涼む快適さがあるわけです。季節によって自然のよさをうまく家づくりに利用した事例といえるでしょう。
「広めのリビングと連続したウッドデッキにはこだわりがあって、遊び場として作ってもらうようにお願いしました。リビングにはソファーを置いていないのもこだわりで、より自由に過ごせるお気に入りの空間です」
左画像引用元:安藤建築の公式HP(http://www.ando-home.co.jp/modelhouse/kairakutei/)
右画像引用元:安藤建築の公式HP(http://www.ando-home.co.jp/gallery/中外一体空間で家族みんなが自然と集まる「家居/)
家の中と外との空間の一体化を大切にし、開放的な庭でリビングに居ながら四季を感じることができます。自然の光と風を上手に取り込み心地よさを追求しています。オープンなキッチンから続く広いリビングに、家族が自然と集まってきます。
「明るくて開放的、そして天然素材にこだわった家を探していました。家の中心にある高い吹き抜けから、自然の光と風が家全体に感じられて、ひだまりの中にいるような心地よさです」
引用元:天然住宅の公式HP(http://tennen.org/gallery/g_order/階段のある吹抜けを中心とした和の家-東京都町田.html)
国内産の木材にこだわって建てられた自然住宅。大屋根やデザインされた複数の窓などは北欧スタイルにも通じるデザイン性が感じられます。屋根裏まで開放された室内空間にはゆとりがあり、梁や天井に使った木材の暖かみが溢れています。採光や通気、断熱などもきちんとなされた天然素材の家だけに、そこで暮らす家族も空気のキレイさや居心地のよさなどに満足しているのがおすすめポイントです。
「知人が天然住宅に住んでいて、遊びに行った時に感じた居心地のよさから、こういう家がいいと思いました。特に国内産の木を使うという点に共感したのは、外材だと輸送にかかる環境負荷などが気になったからです。結果的に長く暮らせる住まいだと費用対効果も高いと思います。我が家に来た友人たちにも好評で、自分たちは日々意識せずに過ごしていることが素晴らしいことだと感じました。ほかにも、この家は、天然酵母パンを焼いたり、味噌や麹を手作りをするのにも適しています。発酵がうまくいくのも自然素材のおかげなのかもしれません」